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食の文化祭フライヤー






「太陽と月のまつり」の実現にむけて

 たしかに皆既日食時の混乱を回避し、島民と来島者の安全を確保するため、ツアーによって全島を一括管理するのは、有効な手段だと思います。
 ただ、だからといって、それぞれの島がそれぞれの特色や文化を生かした独自のアクションを、この絶好の機会にチャレンジできなくなってしまっては、本末転倒ではないでしょうか。
 しかし現状では、各島独自の文化交流企画などは、十島村からストップがかかっています。それは、この皆既日食時の混乱を何事もなくやり過ごしたいためだといいます。

 でも私たちは両立できる道がきっとあるはずと信じています。

 「太陽と月のまつり」実行委員会は、kntと十島村の「皆既日食ツアー」が企画される以前から、十島村役場に「トカラならではの祭り」の企画原案を提示してきました。そしてその後実現した「トカラ・食の文化祭」も含めて現在に至るまで、皆既日食のタイミングにあわせたトカラ島民と島外からの有志による「祭り」開催に関して、役場とのやり取りを続けてきました。
 ただ、このような理由で、現状では開催が認められるに至っていません。

 私たちはこの「まつり」が、目先の利益のみを追求するものでは無く、トカラの文化や経済活動の持続的な発展につながる絶好の機会であり、また有志達の行動力とアイデアが純粋にトカラの島々の将来に生かされるという強いイメージを持っています。
 実際、昨年11月にNPOトカラインターフェイスと合同で開催した「トカラ食の文化祭」がきっかけで、島の特産の薬草から<トカラーゼ>という共同開発商品も生まれ、都市とトカラを結ぶ絆としての期待も高まっています。 ※詳細は「トカラ・食の文化祭」ページへ

2009年2月14日付 朝日新聞夕刊文化欄に、トカラ皆既日食に関する記事が掲載されました。筆者の上野俊哉教授は08年11月「トカラ・食の文化祭」に参加したひとりで、そこで受けたインスピレーションはかなり大きなものだったと話しています。