321の食の文化祭で島の子供達に大人気だったマジックショーを披露していただいたチーズさんからメールをいただきました!!
ちなみにチーズさんは先の感想文を書いてくれた中学生、みーぽんちゃんのお母様です!
どういうわけか行くべき使命感に駆られて行ってまいりました、諏訪之瀬島。
鹿児島港からフェリーで10時間以上。途中の島は揺れに負けて寝てて見れなかったのだけど、平島を出航してから外に出てみると、見えてきました大きな島が。お天気まずまず良好。
■1日目(土曜日)
島民より多い人が上陸。島の人はそれだけで心配しているのじゃないだろうかー?と思いながら、港から早速始まる坂道を、どのくらい歩くのかも知らないまま、これから何が起こるのかも考えず、山や海を望みながらのどかな気持ちで歩いて20分くらい、公民館に到着。
脇の公園にテントを張ると間もなく、マンゴスチン・カフェのお昼ご飯が用意されました。この上なく贅沢だ。船で隣だったカエデちゃんがサーブしてくれます。
でも島の人はまだ一緒じゃない…?開会式で、午後のワークショップに島の人が来てくれると知らされました。
程なく、ゼンさまからお達しが。
「ぇー皆さん、参加費もらってるのに、ここで強制労働です(笑)」
と、奴隷と化した人々がワクワクしながら畑へ向かいます。道々、民宿「御岳」のおばちゃんに「歩行者は右よ」と注意されると、みんな申し訳なさそうに右に寄って進む。すいません、浮かれてます。
畑では、トカラの作物を原料にした新商品「トカラーゼ」というペーストの材料の農作業です。島の方の指導のもと、20 名余りで畑を耕しを手伝い、「長命草」の苗を植えるところまでやりました。
公民館に戻ってきたところで、前日からの疲れでバタンキュー。寝ている間にトカラーゼのワークショップがあったみたいです。
夕方、島民のみなさんも集まって、映画「スワノセ・第四世界」の上映会が行われました。まさかここで見れるとは思っていなかった。内容は思って以上に衝撃的で、かつてここが「部族」の聖地だったことを痛感させられました。山は生き物だ。この島自体が生き物だ。流れている音楽も凄い強烈。一緒に見ていた島の人は「ゲタオだー」とか「なんとかちゃん若いー」とか湧いている。後半アレン・ギンスバーグまで出演していて、ヤマハのバイクは買わないぞーとか歌ってるし!恐るべしナナオ・サカキ!
できるならもう一度見たい。そしてあの歌を覚えたい。
あたりがだんだん暗くなる頃、ライブ演奏がありました。そして夜は島民の皆さんも一緒にお食事会。マンゴスチン・カフェによる、地元の食材を使ったお料理は豪華!見た目がもうすごい色彩。出てくるたびに一斉に食らいつきます。動物です。ハイエナです。たき火ではmegreenちゃん作のタイモのお団子や、採ってきたばかりのタケノコなど焼いたりも。
そして、DJ EYEによる、ごきげんなパーティ。子供たちとティピでおままごとしたり、島の人達と話して笑って踊って夜中まで。分校のワクイ先生とお話しできて楽しかったです。島の男の子たちもパワー全開だ。超久しぶりのEYEさん、ますます素敵☆超立体的、超色彩、この人は国宝です。ますます愛してます。
その後、聞こえてきた、ぢゃんの歌う「everything is gonna be alright」はしっとりと力強くでサイコーに素敵でした。
■2日目(日曜日)
前日の「嵐が来てるから船は出ないかも」という島の人の予想通り、船は来ないことになり、もう一泊しなければならなくなりました。
飛行機のチケットどうするんだー、宿の予約はどうするんだー、娘の学校への連絡はー、この人数に食料はもうないはずだけどどうなるんだー、
と頭を抱えるも、雨が降る前に~と、村の探検に出かけました。牧場や家畜場や小学校の分校をぐるりと1時間くらいかけて巡りました。研ぎすまされた自然の音が染み渡ります。島の人には会うたびに積極的に挨拶「おはようございまーす」。ウザイやつって思われなかったかな~(汗)。畜産場ではオヤジさんがその朝生まれたばかりのトカラヤギを見せてくれました。まだヨチヨチ。ペェェって声が、か、かわいいーっ。
電話を借りに行った民宿・御岳のおばちゃんが、娘にボンタンをくださりました。ありがたやー。果物大好き。嬉しいです。
午前中から嵐が到来。
あたしたちはテントに缶詰状態。暴風雨。すぐ隣の公民館へも行けません。雷鳴る鳴る。周りはじゃーじゃー水浸し。テントが新品だったために浸水は逃れたよ。暴風雨のテントで、あたしたちはなびくテントを押さえながら「東海道五十三次」を言い合ったり(こないだ覚えたばかり、覚えたことが役に立ったぞ!)、モーツアルトを合唱したり、切り絵して遊んだり、なんだか大笑いで、二度の嵐の襲来を過ごしました。
午後晴れてから、またさっきの散歩コースを一周。今度は空港跡にも行ってみました。なんにもないー。曇った午後の空港の廃墟は荒れ狂う強風のせいか、宇宙船が降りてきそうな怪しい気配。
夕方、ジュンペイさんの手筈でやーっとパフォーマンスショーを決行。腹を空かせた人々の前で、この異質なショーやって大丈夫?と思いつつジャグリングやマジックをやりました。時間の都合で島の子供は2名ほどだったけど、サイキくんが勇気を出して手伝ってくれて、みんな応援してくれて、ありがたかったです。
夜は、飢えたこの部外者に島の人達が提供してくださった食材で、再びマンゴスチン・チームによる食事がふるまわれました。感謝感激。夜光貝のグロテスクな緑色の御身もいただきました。ちょっと苦かった~。
それから南方新社さんにトカラ列島の本とか見せてもらったり、歓談して、デコレーション楽しんだり、ライブがあったり。
夜中起きてみると、まだ月が出てなくって、満天の星空!さそり座発見!北極星が見つけられないー(歓喜)!
■3日目
「今日は船が来ます」…ホッ。
島の方が提供してくれたお米で作ったおにぎりに、(これまた島の方が提供してくれた)伊勢エビの入ったお味噌汁をいただきました。んまいーーー!
テントを畳み、ゴミを処理し、それぞれ港へと歩きます。
途中、人だかりが!なになに?と大荷物のまま道を入って行くと、綺麗なレゲエハウスがありました。タマミ姫(6才)のおじいちゃんちだそうで、きれいに整頓されたお部屋に一同ため息。
晴れた空の下、港で船を待つ若人たちにはさまざまな思いが…それとも疲れ果てて空っぽ?(笑)
遠くから汽笛が聞こえて船が現れました。永吉船長が今日のこの就航で退職なさるそうで、島の方々が総出でお見送りがありました。
さようなら、ありがとう、諏訪之瀬島。
いろんな島に行ったことがあるけど、ここが一番温かい感じがしました。力任せじゃない、起こることに身を委ねて、それでいいという、知らないことも島の人が教えくれて、助けてもらったナ。
また、集まった人がみんな個性的で、日本各地はもとより、インドやブラジルから来た人もいて、全員自主参加ってもうすごかったです。
今回この島に行くことを後押ししてくれたsatokon、Yukiさんに大感謝です。
スタッフや島の方、参加者、ここへ導いてくれた全てにも大感謝です☆
こんなに書いても書ききれてないのですが、おわり!